前回「企画からデザインまで」では、実際の印刷との兼ね合いを意識しつつの図案作成についてあれこれ書きました。本記事ではその後のできた図案を製版に起こしていく過程(プロセス設計〜版下作成)と、インクの調色(途中まで)について記述を続けます。やはり技術以外の余計な情報に溢れ…
製品(ワーク)の形状に段差や突起があり、その段差の底面や突起の近くにスクリーン印刷を行う場合、通常用いられる平枠版では段差上面や突起が障害となって印刷することができないことがあります。このようなワークに対しては、製品形状と印刷部に合わせて印刷版(特枠版)を作り印刷を行っています。ここでは、特枠印刷が可能となる基本的な条件、対応できない場合の代替え手法、また段差などがある場合でも通常枠で印刷できるケースなどご紹介いたします。